３．胸像の制作

銅像・モニュメント
胸像
肖像レリーフ

BRONZE STATUE

楢原ブロンズ彫刻の9つの取り組み

胸像は人物の胸より上部の特徴を表わす部分を簡潔に表現した像で、人物を表現するのに最適です。胸像は人物の外面的特徴を捉えるのはもちろんですが、内奥にある生命力を刻むことによって芸術性を備えます。
『作品を観るものに語りかけてくる』そんな生命感溢れる胸像を丹精込めて制作いたします。

A. 基本スタイルの胸像

基本スタイルの胸像は、肘掛け椅子にゆったりと座られている自然な姿を表現し、腕は肘上まで造形するため横への広がりがあり、量感と風格があります。
胸部でも人物の個性を表現するため、一般的な胸像スタイルに見られる下の箱台は、正面向きの画一的な胸像になるため設けません。
等身大サイズの胸像は、頭から胸部の高さを60cmで表現し、横幅は対象となる方の体格に応じて異なりますが57〜62cmで、横幅が高さより広くなる場合もあります。
今日の礎を築かれた方の功労や業績を顕彰する記念像にふさわしい胸像です。

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B. 腕を省略した個性的なスタイルの胸像

腕を省略して人物の個性を造形的に表現したスタイルの胸像で、肖像彫刻で人物を語る「高志国の人々」はこのスタイルで制作しています。基本スタイルの胸像に比べて小ぶりなので、屋内外の色々な場所に設置していただけます。このスタイルの６割〜８割サイズの胸像は、台座石と銘板プレートをセットにしてご提案する「室内に飾る肖像彫刻」のオンラインを利用した制作で、注文をお受けしております。